工場や家庭からでる下水の処理はどうように行われているか知っていますか?
ふと、我が家の子供が、『トイレで流れた水はどこへ行くの?』と聞かれたこがあります。
「下水管を通り、下水処理場に行くんだよ」と言っても、幼稚園の娘にはさっぱりわかりません。
自分も小学生の頃、社会科の授業でそんな仕組みを勉強したはずなのですが、詳しいことはわかりません。
子供に聞かれても、うまく説明出来なくて、なんだか大人なのに恥ずかしいと思いました。
子供から見たら、大人は何でも知っている人という認識でいるようです。
でも、実際には、あんまり知らなくて『なんだ、ママもわからないのか…』と溜息をつかれてしまいます。
ちょっと、それが悔しくて、工場排水などはどうのように処理しているのか調べてみました。
その中で、びっくりした方法が『活性汚泥法』です。
活性汚泥で排水ができてしまうことに、とてもびっくりしました。
もちろん、始めは、活性汚泥で排水っていったいなんのこと?という状態でした。
よく、読んでみると、活性汚泥の中にいある微生物が汚濁物質を食べて分解します。
それに浄水処理の一つであるばっ気を組み合わせることで、綺麗な処理水をつくることができるそうです。
簡単に言ってみても、ちょっと難しいですよね。
活性汚泥で排水する方法には、微生物を利用することが出来るということです。
自然に生きている微生物を利用して、排水を綺麗に出来ることに関心してしまいました。
そして、同時に、私は大人なのに本当に知らないことばかりだなと痛感します。
娘には、活性汚泥法を『小さな虫さんが汚いものを食べてくれると綺麗な水になるんだよ。』と伝えてみました。
『虫さんて、すごいじゃん。』と納得してくれました。
子供たちがわかるように説明するには、親もしっかり仕組みを理解しないといけませんね。
娘と一緒に、大人になった今も日々、勉強だなと感じています。
いろいろな好奇心を育てるのは親の役目かもしれませんね。(*^_^*)