/ 1月 26, 2015/ 社会

先日、ニトリートとディスポ鍼を扱っている業者の方と話をする機会がありました。 

整骨院や鍼灸院での治療に欠かせないニトリートとディスポ鍼は安全と健康にかかわる大切無しのものであり、安全には細心の注意を払ってい製造しているとのことでした。
しかし、最近は価格競争が激しさを増しており品質が劣ってもいいから安いものがほしいといわれる顧客が増えていることを嘆いておられました。
一利用者の立場からすると、ニトリートとディスポ鍼のように安全や健康にかかわるものにケチってほしくないというのが正直な感想です。 確かにコスト削減は非常に大切ですが、ニトリートとディスポ鍼の価格は施術料金から比べれば微々たるものです。
一回当たりの施術料金が数百円高くなったとしてもきちんとした技術を持っている先生であれば必ず患者はついてくると考えるのは素人考えなのでしょうか。
コスト削減といえば聞こえはいいですが、そのしわ寄せは必ずどこかに出てしまうものです。何の影響もなくコストが削減できることなど特殊な場合を除いてあり得ません。
特に備品や消耗品に関しては多少品質を落としたとしてもすぐに影響が出ることはないでしょうが、後々になって影響が出てしまうことは否定できません。
安物を使った付けが現れるころにはすでに手遅れ、ということにならないように細心の注意を払って消耗品選びをしてほしいと思います。

ニトリートとディスポ鍼に関してもう一つ問題になっているのが、使用後の処分に関する問題です。

これらの品々は廃棄物として適切に処理するべきものなのですが、一部の施術者は廃棄物として適性な手続きを行わず一般ごみとして処分しているそうなのです。
にわかには信じがたい話なのですが、そういった意識の低い人間がいることは残念ながら事実なのです。
廃棄物を一般ごみとして処分してしまうことは回収作業員を危険にさらす行為であり、処理工程で事故の確率を高めてしまう行為です。
どのような理由があろうと許されるものではありませんから、厳正に対処されることを望みます。
何に対してもリスクは付き物ですので、しっかりと対処する事が本物だと思います。

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